■ Friction pegs (木ペグ /フリクションペグ)
CRANE collaborates with an overseas manufacturer: peg development and
supply in lower prices.
CRANE と海外メーカーとのコラボレーション - 古楽器用のペグを低価格で -
クレーンホームページでは様々な木ペグの復刻と開発を行いました。16世紀〜19世紀のヒストリカルな仕様のものからまったく新しい発想の形状・素材のものまで購入可能です。私が過去に修理したギターやリュートなどのペグの図面を描いて試作品と共にインドのRadharam Sohanlal社に送り、それを現地で高品質かつ低価格で生産。世界各国へ向けてたいへん安価に提供することが可能となりました(イギリスのメーカーの半額以下)。その後、日本の弦楽器製作家にも多く利用されているようです。また、各国の製作家が新たなタイプの特注品を依頼すると、それがこの会社のカタログに追加されると ... 。
記事:1997年3月(その後2004年に部分更新)
※2019年9月1日 記事更新
その後、古楽器用の木ペグ(フリクションペグ)を扱う企業が Radharam Sohanlal社 から Om Impex International社 に変更になりました。
同じインドのカルカッタ/コルカタですが商品のラインナップが多少変更されています。ホームページも変わりました。
http://omimpexinternational.com
Om Impex International
Head office: 54B Hazra Road, 2nd floor, Kolkata
700019
Telephone
+919836960389, +91 9830217198
以下は2004年に公開した商品の紹介記事ですが、ペグの種類の参考として残しておきます。
【2018年以降の新サイトでカタログから消えたモデル】
9502:ナポリのラファエル・ファブリカトーレ 1813年 のペグ(本来はローズウッド)
9501:CRANEオリジナル
9504:CRANEオリジナル
9510:19世紀の機械式ではない糸巻のポルトガルギター用(本来はローズウッド)
・ペグカタログの一例:CRANE_RS_peg.pdf
ここの写真のほとんどのペグは鶴田が図面を描きサンプルを作ったものです。ヒストリカルでないものもありますが材料を変えて作ることもできるという意味です。CRANEの21世紀ギター(独創/オリジナル)のペグデザインも含まれます。
by Makoto Tsuruta, TOKYO JAPAN.