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● 名称:サンドペーパー
● メーカー又は販売店:FUJI STARほか3M社、田宮模型など
● 型番:-
● 記事:以下参照
● 価格(参考程度に):おおよそ1枚あたり170円
■ 説明
紙ヤスリは無くてはならない木工のキホンアイテムです、数種類を買い置きしておきましょう。私の場合は目詰まりしにくい空研ぎヤスリと耐水ペーパーの2種類を主に使います。番手は#80、#120、#180、#240、#320、#400、#600、#1000、#1500を常備しています。ハサミで5cm四方に切って使うことが多いですが場合によっては様々なサイズにカットして木片のブロックなどにあてがって使います。ふだんは番手の低いものを頻繁に使います。塗装では高い番手を中心に使い、仕上げ間近では水研ぎよりも#1500で空研ぎすることが多いです。マイクロメッシュの研磨キットも仕上げにはいいでしょう。
以下の写真にある、いわゆる通常の工作用「茶色い紙ヤスリ」は木目に沿った1方向にかければけっこう使えるのですが目詰まりしやすく寿命も極端に短いので不要です。
ところで......紙ヤスリをかける作業をブロックを使わず紙だけで長時間おこなうと指がツリます(笑)。そればかりでなく平らな面がデコボコに....。そこで登場するのが下の写真のマジックサンダー....そう! あのサンダー杉山の考案したという..........(ウソ)。
マジックテープでベリベリっとはがしたり貼ったりして番手を変えてゴシゴシと効率よくかけることができます。ブロックのサイズも様々なものがあります。私は平坦な面のブロックと湾曲した面のブロックの2種類を使っています。これも目詰まりしにくいタイプの布ヤスリがありますのでそれを選んだほうがいいでしょう。
・サンディングブロック:マジカルサンダー BIGMAN 平面型 MS-50 荒目中目細目3枚付き(#80、#120、#240) 680円
・ハンドサンダー用替ペーパー:ムラウチホビー八王子 藤原産業(株)#80、#120 どちらも330円 ベースとなる特殊な布地に砥粒が並んでおり目詰まりしにくいのが特徴。但し、サンディング時には少し傾けてブロックに貼ったほうがいいです。とにかくガンガン削るときはこれに限ります。
ヤスリの目の荒さ(番手)は様々ですが、塗装の乾式仕上げにマイクロメッシュといって12000番ぐらいまで順に番手を上げて研磨する方法もあります(あとに紹介しますね)。
たかが紙ヤスリ、されど紙ヤスリなのだ....。
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