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●　書名：La Chitarra di Liuteria "Masterpieces of Guitar Making"
●　発行：Libro
●　著者：Stefano Grondona & Luca Waldner
●　ISBN：88-86949-18-9
●　価格：EURO72.30　139.90ポンド　(日本国内では14000円程度)

●リブロ社（イタリア）の出版した銘器の解説集。G.B.ファブリカトーレからラミレス、ハウザーまで広範囲にわたって豊富なカラー写真で紹介されています。一部の楽器の寸法なども記載されていますので製作資料としても重宝します。アクィラの弦の話は可能性としては面白いですが楽器のタイプによっては即故障の原因になるので（強度的に）御注意あれ。オーディオCDが1枚付属しており、ステファノ・グロンドーナ氏の演奏で名器の聴き比べができます（残念なことにリバーブが深すぎるため評価用ではなく観賞用とみたほうがいいでしょう）。とくに真新しい記事はありませんが現代までひととおりまとめてあり、楽器の資料としてはぜひ備えておきたい1冊でしょう。おおむねB5よりひとまわり大きいサイズ。およそ220ページ。イタリア語と英語の併記です。

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