■ オーストリア 19世紀ギター:推定Ferdinand Slatin (19世紀後期)の弦
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● オーストリア 19世紀ギター:推定Ferdinand Slatin (19世紀後期)の弦
弦長623mm A=440Hz 総張力約27.4kg 平均テンション 4.56kg
1弦(e1):羊腸コート 0.52mm DL5052 4.8kg
2弦(h):羊腸 0.66mm D5066 4.2kg
3弦(g):羊腸 0.85mm D5085 4.4kg
4弦(d):巻弦 VN5116 4.6kg
5弦(A):巻弦 VN5155 4.6kg
6弦(E):巻弦 VNG5210 4.8kg
Slatinは19世紀後期から20世紀初頭のギターであり、小型〜やや大きめなどサイズはいくつかあります。いずれも木ペグモデルで装飾も質素ですが、基本的に弱めのテンションで非常に良く鳴る楽器です。このタイプのギターは総テンションが絶対に30kgを超えないように選んでください。
【注意】
・このページは楽器の種類/スタイルごとに、どのような弦を選べばよいか、という参考のためのページです。
・他の楽器と比較するためA=440Hzで弦を選んでいます(当時の基準ピッチは楽器によって異なることもあります)。
・まったく同じ弦長、同じ構造、あるいは同じ製作家の楽器でもサドルやナットの調整(セッテイング)でテンションはかなり変わります。
・表記の弦はあくまで参考ですので、実際に自分の楽器に張って弾いてみて状態をみながら納得いくまで弦を選びなおすことも必要です。
・くれぐれも過大な張力で楽器を壊さないように御注意ください。当方では一切責任を負いません。
19世紀以前のほとんど全ての楽器は現代の楽器よりも低い張力です。構造と材料かならる強度を超える張力は確実に楽器を壊します。
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