■ ドイツ19世紀ギター:Benedikt Waller (Amberg 1886年)の弦
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● ドイツ19世紀ギター:Benedikt Waller (Amberg 1886年)の弦
弦長607mm A=440Hz 総テンション約29.1kg 平均テンション4.85kg
1弦(e1):羊腸コート 0.56mm DL5056 5.1 kg
2弦(b=h):羊腸 0.70mm D5070 4.5 kg
3弦(g):羊腸 0.88mm D5088 4.5 kg
4弦(d):巻弦 VS5124 5.0 kg
5弦(A):巻弦 VS5165 5.0 kg
6弦(E):巻弦 VS5220 5.0 kg
参考(フロロカーボンやナイロンで張った場合)
1弦(e1):シーガーグランドマックス 8号 0.47mm 5.0 kg
2弦(h):シーガー・エース 12号 0.57mm 4.1 kg (やや弱い)
3弦(g):シーガー・エース 16号 0.66mm 3.5 kg (やや弱い)
このタイプのギターは総テンションが絶対に32kgを超えないように選んでください。推奨は30kg以下。
【注意】
・このページは楽器の種類/スタイルごとに、どのような弦を選べばよいか、という参考のためのページです。
・他の楽器と比較するためA=440Hzで弦を選んでいます(当時の基準ピッチは楽器によって異なることもあります)。
・まったく同じ弦長、同じ構造、あるいは同じ製作家の楽器でもサドルやナットの調整(セッテイング)でテンションはかなり変わります。
・表記の弦はあくまで参考ですので、実際に自分の楽器に張って弾いてみて状態をみながら納得いくまで弦を選びなおすことも必要です。
・くれぐれも過大な張力で楽器を壊さないように御注意ください。当方では一切責任を負いません。
19世紀以前のほとんど全ての楽器は現代の楽器よりも低い張力です。構造と材料かならる強度を超える張力は確実に楽器を壊します。
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