● No.M021:弦計算尺(キルシュナー社製)
商品名:弦計算尺(ドイツ:キルシュナー社製)
販売希望価格:新価格 3600 円(送料込み) 数量限定 売り切れ(次の入荷は夏か秋ごろ)
新品/中古の区別:新品
写真:参考写真
備考:仕入れ時期のEUROのレートの変動に応じて販売価格も変動します。このあたりの事情をなにとぞ御理解ください。過去に「なんでこんなに高いの!?」という御意見を頂いたことがありますが、これは下敷きではありません。計算尺です。
説 明:楽器を守り最高のパフォーマンスをひきだす弦選びのためには欠かせないツール。ドイツのキルシュナー社製です。弦楽器では楽器本体の構造・材料もさることながら弦の選択によって大きく音が変わります。また、張り(テンション)の強さは弦の素材や比重によって大きく変わります。それは音量や音色だけでなく演奏時の操作感をも左右します。
とりわけ、ナイロン弦をカーボン弦やガット(羊腸)弦に張り替えたいときには大活躍します。
また、市販のセット弦で満足できないような場合や標準よりも弦長の短い(または長い)楽器の弦を選ぶ場合、あるいは現在張っている弦にどれくらいの張力がかかっているかを調べることも可能です。ヴィンテージ物のギターや古楽器では張りの強い弦によって表面板の亀裂を招く場合もあり、楽器の保護といった意味でもぜひこういったツールは揃えておきたいところです。ギター、リュート、ウクレレ、バロックギター、民族楽器、その他の弦楽器に幅広く使えます。演奏する人でけでなく、弦楽器製作家には必須アイテムかと個人的には思います ... 。
得体の知れない弦楽器を入手したけれど調弦がわからない、どんな弦を選べば良いのかわからない。そんな時にも心強いツールです。基準ピッチ、弦長、弦素材、欲しいトーン(音の高さ)を決める時に基準が無いと困りますね。実際に弦を何度も張り替えたあげく過剰な張力でクラックが生じる、なんてことを防ぐことにもなるのです。
今までの同社の弦計算尺から仕様が変更になっています。同社の初期(1990年頃から)の計算尺は薄いグリーンでしたが、2002年の二代目はベージュ色で発表直後に目盛りの間違いがあって修正されました。2017年頃からの三代目は薄いクリーム色(ほとんど白っぽい)になりロットによって厚みが異なります。
二代目以降はフロロカーボンの目盛り配置などが変更されたほか、スチール弦(単線のみ、鉄芯巻弦除く)やナイルガット、キャットラインなども目盛りに加わっています。もちろんガットも計算できますのでバロック〜古典マンドリンやウクレレにも使えます。
この計算尺は弦が気になる人のための必需品といっても過言ではありません。
なお、弦計算尺の使い方については当クレーンホームページの「弦のコーナー」を御覧ください。計算尺の使い方のほか弦選びのコツなども解説してあります。
弦楽器は弾いたあとは多少でもいいので弦をゆるめましょう。
サイズ:約28cm x 10cm
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