● スペイン式カポタスト 黒檀コブ杢赤斑エルダー 54mm (2018aRHJ54)
商品名:スペイン式カポタスト黒檀コブ杢赤斑エルダー 54mm (2018aRHJ54)
新品/中古の区別:新品 CRANEカポはすべて永久保証付きです(消耗品除く)
参考写真:写真1 写真2 写真3
備 考:19世紀ギター用、あるいはテルツや小型ギターやモダンなアイリッシュブズーキ系などに。指板幅は確認してください。
・カポのサイズについてはカポ選びのサイズについての説明を御覧ください。
・コダワリ、メンテナンス等はカポタスト(CAPODASTRO)のコーナーを御一読ください。
譲渡希望価格:譲渡済み
説 明:工房CRANEによるハンドメイドのセヒージャ。
去年2017年にこれと同じ仕様のカポを2つ作りました(48mmと52mm)。そのうちの 48mm はオランダのお姉さんに譲渡したのですが、ツイッターとかFacebookみたいなところで「これ、いいでしょ!」なんて紹介されたもんだから(掲載されるのは嬉しいのですが)、そのお友達の皆さんが「CRANEって何!? Tsuruda って誰?」ということでウチのサイトを見つけて「カポタスト作ってください」というメールが届くようになりにけり。
しかし、象牙等のモデルはワシントン条約の都合で輸出できません、と答えると「残念です」との回答が来て恐縮至極の鶴田でありました。そういう意味ではCRANEの象牙カポは今となっては 日本でしか購入できないのです(日本まで取りに来るとか、何らかの方法があれば可ですけど)。ベッコウやクジラのヒゲも同様ですな。日本に住んでてよかったねぇ ... ^_^
それでイギリスの御婦人からフレンチの19世紀ギター向けにカポが欲しいという話が来たのですが、半年後に完成してメールしたら、結局キャンセルとなりました。なぜか外国人の方々は予約のキャンセル率が高いです。まぁ、将来的にまたご縁もあるでしょう。かくかくしかじかで現品限りですが、このカポは一般向けに譲渡致します。
バロック期のスタイルのペグを黒く染めて(シャフトも含めて)さらに塗装しています。19世紀ギターといってもあらゆる仕様・サイズが存在しました。第五フレットあたりの指板幅が54mm程度というのはあくまで目安です。
ガット(羊腸)はドイツのキルシュナー社によるキャットライン。ほぼ同じつくりのアメリカ・Gamut社のロープガットと比較して透明度が高いです。ソールの天然ゴムは今回から厚みを1mm(従来は2mm)としてみました。カポの幅を13mmや14mmとしたのも今期の傾向です。
54mmとなっていますが、カポタストはローポジションでたまに使う程度というのであればモダンギターでも使えるかもしれません。
そもそもモダンギターのカポサイズを57mmから60mm程度としているのは10フレットあたりまでをカバーすることを前提としていますので。実際には個人の使用範囲で選べば良いと思います。
本体:赤斑エルダー + 本黒檀
ペグ:柘植(黒染)
ガット:羊腸(キャットライン:キルシュナー社CD)
ベルト:本革/エンジ色
ソール:天然ゴム 54mm x 14mm
重量: 9g
弦楽器工房クレーンのカポタスト(セヒージャ)。フリクションペグによる鶴田の手工品です。基本的に全て天然素材を使っており、プラスチックのたぐいは使用していません。革はなめし革の専門工房のもので、ブランド品の高級バッグなどに使われている良質な皮革です。全体はスペインスタイルですが、鶴田の工房CRANEのオリジナルデザインで、1個づつ手作りしています。過去にいくつかカポを作って御希望の方にお譲りしてきましたが、基本的に同じものはありません。よく似たモデルであってもサイズや素材や装飾やシェイプ、塗装等が微妙に異なります(ソールのサイズによってもデザインを調整しています)。原則注文は受け付けていません(工房の状況や気分により応相談)。基本的にはワンオフの1点モノとなります。工房CRANEの正規品として焼印が刻印されています(モデルによっては底部に焼印を焼いています)。
※ CRANEカポはすべて永久保証付きです(消耗品除く)。鶴田がボケたり、老眼が進んだり足腰が弱ってきたらこの限りではありません(笑)。五体満足で元気なうちは面倒みまっせ〜。
※ お使いのコンピュータや端末の種類によっては色が本来の発色で表示されないこともあります。色合いや質感や艶など、御不明な点はメールにて御確認ください。
※ 赤色系の材は天然色素のため経年と共に退色がありますが異常ではありません。
※ 象牙、鼈甲、鯨ヒゲなどを使用したカポタストはワシントン条約により海外へ持ち出すことができません。海外への販売もできません。
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