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TOKYOハンドクラフトギターフェス2009/THGF2009 ●
年に一度、私の製作した楽器と日頃の活動の発表の場です。
現物を御覧になり、手にとって、試奏して、
なでまわして、ほおずりして(謎)、
存分にお楽しみください。
この展示会は終了しました。
報告記事はこちらのページを御覧ください。
●日 時:2009年 5月16日(土) 11時〜19時 および 17日(日)
10時〜18時
●場 所:すみだ産業会館サンライズホール
〒130-0022 東京都墨田区江東橋3丁目9番10号(丸井OIOIビル8階)
東京都墨田区 JR総武線、錦糸町駅南口前
●入場料:1000円
●主 催:TOKYOハンドクラフトギター
フェス実行委員会・TBSサービス
THGFのオフィシャルサイト
・GoogleMapによる地図
・MapFanによる地図
●古楽器、民族楽器から新世代創作楽器まで、東京都内では唯一のジャンルを超えた手工弦楽器専門の展示会です。2005年第一回の府中、2006年、2007年の王子に引き続き、以降は回を重ねて錦糸町での開催となっています。今年は開催第五回目。
過去の展示会の出展例ではアコースティックギター、クラシカルギター、フラメンコギター、アーチトップギター、バロックギター、19世紀ギター、リュート、ウクレレ、モダンマンドリン、古典マンドリン、ブルーグラスマンドリン、バンジョー、ヴァイオリン、民族楽器、創作新スタイルの楽器、弦楽器用品・アクセサリ、パーツ、修理・修復関連..... などなど多様で手工弦楽器の本格的な展示会です。出展者は個人からメーカーまで幅広く、およそ60を超える出展者とブースが立ち並びます! これだけ多彩で深い弦楽器専門の展示会は日本で唯一といっても過言ではありません。それぞれの個性的なシゴトをとくと御覧ください。また、試奏も可能ですので製作者と楽器談義に花を咲かせながら、あ〜でもない、こ〜でもないとコダワリを熱く語るもよし。生鶴田とおしゃべりを楽しむもよし。
● 東京での展示会の開催は、恐ろしく高い地価と物価により困難を極めますが、主催者のTBSサービスでは意欲的に企画・運営とPRを展開しています。回を重ねるごとに展示会の運営内容も改善され、出展者や来場者の意見が反映されてフェア自体が進化していることは特筆すべきでしょう。おそらく会場の規模と内容は過去に無い充実したものでしょう。
【CRANE
展示最新情報】2009.5.1
現在(開催当日まで随時更新予定)
【記事:2009年5月1日】
私のブース「CRANE
鶴田」では、例年とはひと味違った展示になります。今回のメインコンテンツは
カポダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ストロ!
そう!今回の主役はカポタストなのです。
すでにCRANE常連の皆様は御存知かと思いますが、当CRANEの特設コーナー「CAPODASTRO」で作品の一部を御覧になれます。実際には、Webで公開しているよりもはるかに多くのカポタストを製作し、未公開のものが数知れず、Web公開前に譲渡してしまったものもあり、製作した本人もいったいいくつカポを作ったのか把握が困難なほどです。 しかも同じ物が2つと無いカスタムメイドの作品ばかり。展示会前日ギリギリまでカポを作り、それらのなかから抜粋した逸品を30点〜40点、一気に公開・展示予定です。もちろん販売も可能です(一部非売品有り)。
え? 展示はカポだけ? いえいえ、ギターもありますよ。ただ、当初JoseRamirez 1世のギターのレプリカと、Lambertスタイルの19世紀ギターの展示を予定していましたが、思い切って次の機会に譲ることにしました。今回のギターはホセ・ベネディットの6単弦ギター。そう! 前回は6コースでしたが今回は6単弦なのです。
● Histrical copy model: Joseph Benedid:6単弦
1812年にカディスのホセ・ベネディットが製作した6コースのギターを徹底的に分析し、採寸しながら製作した忠実なレプリカの6単弦版です。じつは6コースを2本作ったうちの1本を単弦にコンバートしたものです。
もちろん歴史的検証をおこなって、当時の6コースと6単弦楽器の混在期をふまえたうえで、忠実な再現を行っています。修復した楽器をもとに製作している点も前作6コースと同様です。ガット(羊腸)弦を張っており、とても良く鳴ります。ヒストリカルと呼ぶにふさわしい、自負をもって公開できるレアな楽器です。この楽器は一般には初公開のため、御希望があれば譲渡も相談に応じます。
写真1 写真2 写真3 写真4 写真5 写真6
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音楽CD1:オリジナルのBenedid(1812年)を用いた鶴田のギター演奏CD「18世紀
スパニッシュギターの芸術」。これは現在売り切れになっていますが、増産を検討中です。しかし、費用的に売れば売るほど赤字になるので増産すべきか困っています。ひとまず手元に若干のストックを発掘したので、ひとまず販売します。
● 音楽CD2:オリジナルのイングリッシュギター・PRESTON(c.1765年)を用いた鶴田の演奏CD「DIVERTIMENTO」。J.オズワルド作曲のディベルティメント1番と2番とオマケの名曲「うつろの恋」が収録されたミニアルバム。これも現在売り切れになっていましたが、上記のCDと違って自家製ですのでパソコンで増産を検討中です。
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弦計算尺:弦選びのための強力な相棒、「キルシュナー社の計算尺」です。ブースで販売予定。これはもはやCRANEの定番アイテム。わかる人にしかわからない謎の傑作ツール。使い方も当日御案内しますのでお気軽に鶴田へ声をかけてください(肥はかけないでね)。
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19世紀ギターがらみの文献:私が執筆した19世紀ギターの記事が掲載されている例の共同通信社「AudioBASIC」の「いい音を選ぶ」です。CD付きです。これも若干ですが、ストックを発掘中です。ブースで特価にて販売予定です。
カポといい、Benedidといい、弦計算尺といい、極端に狭いマニア向け?の展示はいつものとおりです(笑)。
今年はノベルティ・グッズは無いのかって? う〜〜む、あれこれ検討中ですが、当日のお楽しみ!? しかしブースのスペースは限られるので、あまり期待はしないでください。
記事:2009年5月1日
現時点の出展者リスト(主宰者公式サイトより):予習しておきましょう。これらのサイトをひととおり見るだけでも結構たいへんです。出展者のみなさん忙しいようで、更新のとどこおっているサイトもありますが、基本的にどれも個性的で工夫と創意が現れていますね。手作り楽器の良さを知る人達であります.... 。