竹内太郎の 掲 示 板 

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[Taro先生]  [2010年3月9日 21時4分17秒]  
みなさん、こんにちは!
冬の日本ツアーを終えましたが、各地で熱心な聴衆や音楽家に会うことができました。
また皆さんとお目にかかるのを楽しみにしています。

(↓に意味不明?のアドレスがありますが、ジャンクの一種でしょう。
続くようでしたらWeb・マスターにお願いして削除、あるいは掲示板の一時閉鎖を行います・・・)

[kgpaeyspr]  [2010年3月9日 10時9分21秒]  
hHpLUm <a href="http://jgcqvgquqhhn.com/">jgcqvgquqhhn</a>, [url=http://hyqcnpxzsabi.com/]hyqcnpxzsabi[/url], [link=http://dqtujkybspnm.com/]dqtujkybspnm[/link], http://wdgihflmzfgv.com/

[Taro先生]  [2010年2月23日 20時43分33秒]  
Bestluteさん、お返事が遅くなりました。

リュートを弾く際に、小指を表面板に付けられて成果を上げられているとのこと、嬉しく思います。
↓の書き込みにも関係しますが、次はどうぞガット弦も試してみてください。
ガットは合成樹脂の弦よりも敏感で、小指を固定した小さな指の動きに大変よく対応します。

またお使いの楽器は10コースということですので、親指外側奏法を採用されると
より思い通りの音が出るようになると思います。

どうぞお試しください!

[Taro先生]  [2010年2月23日 20時33分59秒]  
a.t.i.romさん、書き込み有難うございます。

先日は有難うございました(読者向け注:福岡宗像のライブと講習会)
楽しかったですね。またぜひやりたいものです。
運が良いと今年の10月頃に実現できるかもしれません。

さてガット弦のゲージについてお尋ねですね。
これについては英国NRIのエフライム・セガーマンが、
当時の弦ファクトリーのテクノロジーと記録を調査、研究していくつかの論文を発表しています。
それらによると、当時のもっとも細い通常のゲージは0.46ミリ程度、
リュートの第1コースなどに用いられた特別に細い弦でも0・43ミリ程度という結論が出されているようです。
これらのゲージは張力をかけられる前のものなので、楽器に張るとゲージはより細くなります。

僕は出先(日本ツアー中)で手元に細かな資料を持っていませんが、セガーマンの論文、出版物のリストは次のサイトで参照できます。
http://www.nrinstruments.demon.co.uk/Pub.html
またイギリスに戻ったら書庫を見てみますが、現時点では彼のこの調査がもっとも説得力のあるもののように思います。

また、セガーマンの古楽器研究の集大成ともいえる著作The Development of Western European Stringed Instruments は大変興味深いものなので、こちらもお勧めします。
http://www.nrinstruments.demon.co.uk/BookX.html

個人的な使い勝手の感想としては、リュートにガット弦を張った場合、
第1コース0.40(以下)だと他のコースと音色の差があってやや使いつらくなるように感じます。
0.42(0.43)あたりだと違和感はありませんが、全体のピッチを少し下がる必要がありますね。
僕は今回のツアーでは弦長59センチのルネサンスリュートを
(やむを得ず)415近辺に調弦する必要があるので、
第1コースにガット0.40 、あるいはナイルガット0.42を張っています。

ガット弦のゲージとピッチについては、これからも新しい発見があると思います。
何かご存じのことがありましたら、皆さんどうぞご教示ください。


Appendixとしてダウランドの[Varietie of lute lessons]よりエピソード的なものをいくつか。

*ダウランドは最高音弦について「細すぎない(not be too small)弦」を勧めています。
 つまり当時製造された弦のうちで最も細いゲージが使われたわけでもないようです。

*また第1コースを「堅すぎずも緩すぎずもなく張りなさい」と書いています。
 ロビンソン[Schoole of Musick]などの「第1コースをできるだけ高く張る」とは異なりますね。

*ロビンソンもダウランドも第1コースはダブルで張るように書いています。
シングルの場合よりもリュートの音高は下がるのかもしれません。

で、上記二つの情報を合わせると・・・ううむホントはどのくらいの高さに調弦していたのでしょう?
「ダウランドのリュートソングはモダンピッチよりも短3度程度低く歌われることが多かった」という説がありますが、
現在Gのリュートとして使われている弦長60センチ程度の楽器がそのくらいに調弦されていたのかもしれませんね(つまりE lute)。

[a.t.i.rom]  [2010年2月22日 18時6分16秒]  
Taro先生こんにちは、先日は大変お世話になり、楽しい時を過ごさせて頂きました。
また、ご質問させてください。

ガット弦の太さが、歴史的に0.42mm以上だっただろう、
というのは、どういったevidenceによるものでしょうか。

僕は、55cmのルネサンスで、1コース=Gに調弦しています。
そして、1コースに0.38mm、4コースのオクターブ弦に0.36mmを張っています。
張力が弱く、楽器には優しい状態です。
ただ、歴史的根拠があれば、やはりそれにまず従いたいなあと。
まあ、どちらも0.42mmに換えても、張力は大丈夫だろうと思います。
現在、ガットを張っている人は、1コースが0.40mmあたりが主流だと思うのですが…。
ご教示よろしくお願いします。

[BESTLUTE]  [2010年2月16日 17時7分41秒]  
[Taro先生] 2009年11月17日の右手の奏法に関する質問の懇切丁寧なご回答ありがとうございました。

・・・・中間報告をします。・・・・

ご指導どおり忠実に小指を添える奏法に戻してみました。

小指を表面板に置くことによって右手の自由は、無くなりましたが
手首が安定しているため、意図する音質での表現が容易になり、気のせいかミスも減少しました。

 音の明瞭さが確認でき、音の縦横の流れがスムーズになった気がしました。

熟れないせいか、ぎこちない演奏ですが・・・・
    

[Goto]  [2010年2月15日 23時41分28秒]  
Taro先生

フォローありがとうございます。
でも違いますね・・・(^^;)

チョコをもらいすぎて浮かれていたからかもしれません!(ウソ)


[Taro先生]  [2010年2月15日 3時41分38秒]  
Gotoさん、こんにちは! 書き込み有難うございます。
ざっと聴いてみましたが、確かに最初の方はパッサカリアっぽく聞こえたように思いました。
また何かわかればお答えしますね!

[Goto]  [2010年2月14日 0時27分20秒]  
↓の投稿、再度かかったので聴いてみたら違いますね。
耳が悪い・・・
自爆でした。修行し直します(--;)

[Goto]  [2010年2月13日 21時31分52秒]  
Taro先生、こんにちは。
今日は東京講習会でしょうか。参加されている皆さんがウラヤマシイです。

さて今日、関西でラジオを聴きながら運転していると、昔からこの時期に
かかる聴きなれた曲が。下降系のグラウンドベースにのっている・・・
テンポは速いがパッサカリアのような・・・

「バレンタインキィィィスッ〜♪」

合ってますか??

[Taro先生]  [2010年1月26日 20時59分10秒]  
みなさん、こんにちは!竹内太郎です。

日本に再び来ています。日曜日にはさっそく国立の「奏」でライブを行いましたが、
いらしていただいた方、ありがとうございました。

次は1月29日琵琶湖ホテルチャペルでのチェンバロとのデュオコンサート、
続く1月30日と31日は京都での講習会です。

30日は基本的に僕のコーチングで、リュート、ギターはもとより、
他の楽器や声楽でも受講OKです。
レクチャーや全員での即興セッションも行います。

31日は上野訓子さん、笠原雅仁氏とともに、アンサンブルを中心にしたワークショップです
装飾法や即興法などのレクチャーと実習も行います。
僕は「17世紀前半のピッチについて」のお話をします。

どちらも空きはまだありますので、どうぞ奮ってご参加ください!
どちらか一日のみの参加、聴講も受け付けています。

[Taro先生]  [2010年1月20日 20時50分55秒]  
福岡の皆さん、書き込み有り難うございます。

熱心な聴衆と音楽家のみなさんにお目にかかれた、大変楽しい二日間でした
福岡は熱い(Hot and Cool!)ですね!!

また伺える日を楽しみにしています。
今年の秋頃には実現できるように画策中?です。

こちらは今はロンドンに戻っていますが、今週末から日本ツアー再開で、
東京、横浜、京都、大阪、滋賀などでコンサートと講習会が続きます。
またよろしければどうぞご参加下さい。

a.t.i.romさん、総ガットの6コースリュート大変素敵で頼もしく感じました。
またどうぞお聴かせ下さい。

じゃーみんなまたねー イェイ!




[さてぃ]  [2010年1月16日 19時13分32秒]  
こんにちは
はじめまして。
福岡•宗像での素晴らしい演奏会を、ありがとうございました。
バロックよりも前の時代の曲はどんなものなんだろう、と演奏会前からとても楽しみにしていました。
演奏会当日、私の思い描いていた古楽のイメージは見事に裏切られ、衝撃!の走る格好良い演奏に本当に驚きました。
またぜひ、福岡にいらして下さい。次の演奏会を心待ちにしています。

[スーパー主婦]  [2010年1月16日 0時42分39秒]  
はじめまして。
先日の宗像のコンサートとても楽しかったです。

バロック音楽を生で聴いたのは
初めて!
すべてが何もかも初心者でしたが

楽器の美しさ、音のすばらしさ
はじめての演奏している姿を見て
感動でした。

指の動きがすごくって
情熱的でびっくりです。

最後にCD2枚サインねだって買っていったやつです〜。

またこちらに来ることがありましたら
ぜひ、また
すばらしい音楽に浸りに行きたいと思います。
ありがとうございました!!

[a.t.i.rom]  [2010年1月12日 18時59分54秒]  
Taro先生、こんにちは。
先日は福岡での素晴らしいコンサートと講習会をありがとうございました。

とても楽しくて、観客も踊りだしたくなるようなコンサートでした。
ラストのフォリアは、とにかく圧巻。
また「熱狂」したいです。

講習会も、すごく濃い一日を過ごさせていただきました。
演奏のアドヴァイスは、すべて根拠が明確で、
歴史的教則本、和声学、修辞学に基づいた、説得力のあるものばかりでした。
それなのに、レッスンが終わった後は、
自由に楽しく演奏しよう、と思ってしまっているのですから、
これはもう騙された(笑)としか言いようがありません。
本当に素敵な時間をありがとうございました。

もう一度、お会いできる時があれば、
「毎日やるべし」と教えていただいた練習をこなして、
もう少し楽しそうに弾いてみたいと思います。

また、ぜひぜひ福岡へ(秋頃?)お越しください。
よろしくお願いします!!

[mori]  [2010年1月11日 0時2分47秒]  
こんにちは、私は福岡宗像のコンサートを拝聴いたしました。竹内さんの演奏は初めて聴きましたが、とても楽しく、ギターの教科書やこのウェブでおっしゃっている意味がよく分かった演奏会でした。また福岡にもお越し下さい。ありがとうございました。もり

[Taro先生]  [2010年1月2日 20時2分4秒]  
みなさん、明けましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、現在、Taro先生は日本に帰国中で
2月末までにいくつかの演奏会と講習会を行います。
東京、横浜、京都、琵琶湖畔、広島、福岡県宗像などに赴きますので、
どうぞみなさん奮ってご参加ください。
詳細は以下のページにあります!

講習会
http://www.crane.gr.jp/~tarolute/lessons.htm

コンサート
http://www.crane.gr.jp/~tarolute/concertgg.htm

[Taro先生]  [2009年12月17日 16時26分14秒]  
あははは、たしかにシェー!ですね。

18世紀の文献には[Keyed cittern], [piano forte guitar],[keyed guittar]などと書かれてます。
見かけは?ですけど、弾いてみるとこれがいい音で鳴るんですね。
音量もあって正直ちょっとアセリました・・・(笑)

ここでお知らせです!
1月29日の琵琶湖ホテルの演奏会ではジェミニアーニやシュトラウベの
イングリッシュギターとチェンバロのソナタなども演奏します。
オリジナルの形では日本(東洋?)初演?

詳細はここ↓
http://www.crane.gr.jp/~tarolute/concertgg.htm

[Goto]  [2009年12月17日 0時55分22秒]  
>ピアノ・フォルテギター

なるほど!これで「あのシェーみたいなイングリッシュギター」と
呼ばなくて済みます。

[Taro先生]  [2009年11月20日 14時53分55秒]  
ベストリュートさん、初めまして。

右手の奏法に関する質問ですね。

<<
リュートの右手は、原則として小指を表面板に添えて弾きますが、最近の私は、気
が付けば小指が離れてギターみたいに弾いています。これって、忠実に小指を添える奏法に戻した方がよいのでしょうか?>>

まあそうですね。
お使いの楽器や、古い音楽にどのようにアプローチするかにもよりますが、
歴史的には小指は表面板にほぼ常時ついていたと考えられます。
いくつかの当時の教則本には「小指は表面板に糊付けされたように・・・」云々という記述が見られます。
また実際、小指を表面板に置くことによって手首は安定し、確実な弾弦と弦の弾き分けが可能になります。

小指を表面板におくことは、クラシックギター経験者にとって最初は困難に感じられますが、
正しい歴史的奏法(親指外側、内側どちらでも)の指導を受けると、案外簡単にできるようになり、逆にそれなしではリュートを弾くのが難しく感じられるようになるものです。

つまり「小指を置くこと」は義務や形式ではなく、古楽器を美しくそして修辞的に響かせるには必然、あるいは結果であるとお考え下さい。

ちょっとしたアドヴァイスとして、小指を表面板に置くのが難しく感じられる場合、手首や指に力が入ってしまっているのがほとんどです。
どうぞいまいちど右手をチェックしてみて下さい。
小指も完全に脱力し、曲がった状態で、指の外側が軽く表面板に触るくらいから試すと良いでしょう。

<<チョットした質問ですがこの掲示板で聞いて良いでしょうか?>>

どうぞこれからもご質問下さい。

[ベストリュート]  [2009年11月17日 22時44分55秒]  
「小指が離れてギターみたいに弾いています。」の補足説明です。

右指の弦へのタッチはギターみたいに弦をつかんで押さえつける感じ(アポヤンド)でなく、リュートのすくい上げる感じのやり方で弾いています。

[ベストリュート]  [2009年11月17日 22時35分2秒]  
初めまして 10コースルネッサンスリュートの愛好家です。(20年あまりやってます)
チョットした質問ですがこの掲示板で聞いて良いでしょうか?
リュートの右手は、原則として小指を表面板に添えて弾きますが、最近の私は、気が付けば小指が離れてギターみたいに弾いています。これって、忠実に小指を添える奏法に戻した方がよいのでしょうか?

[Taro先生]  [2009年9月22日 2時0分22秒]  
みなさん、こんにちは!
えと、久々に「趣味のトラヴェルソのページ」を大行進・・・じゃない大更新しました。
文字通りのオリジナル楽器の大行進!を目指していますから見てね。
http://www.crane.gr.jp/~tarolute/flutetransverse.htm

これからこまめに更新していくつもりです。
それにしてもオリジナル楽器は、フルートにしてもギターにしても、
弾き(吹き)心地や音の出方、そして音楽の作り方に共通項があることを
今更ながら強く感じます・・・

[Goto]  [2009年9月10日 22時29分17秒]  
Taro先生、ご教示ありがとうございました。

右手小指のパウダーはなるほど!です。
あまり強く押し付けてはいないと思うのですが・・・
試してみます。

[Taro先生]  [2009年9月10日 15時34分10秒]  
Gotoさん、書き込み有り難うございます。

オリジナル楽器でもリタッチはしばしば行います。
もちろん頻繁に行うべきではありませんが。

現在塗られているニスもしくはオイルと同じものを少量足すのが通常ですが、
18世紀までの楽器の場合はシェラックということはあまりなく、
オイルかオイルベースのニスが多いようです。

オリジナル楽器の表面板にはもともとはニスが塗られていないことが多く、
修復の過程で古い表面板の保護のためにデニッシュ・オイルがうすく塗布されることもよくあります。
この場合はデニッシュオイルを足すと良いでしょう。

高音多湿になる日本の夏にはどうしても楽器の仕上げにトラブルが発生しやすいですね。
僕の場合も、この夏日本に持参していたマーシャル作のオリジナル18世紀ギターのニスが
すこしベタついてきたりしたました。

表面板にあたる小指の汗や汚れをよく拭き取っておくこと(例えばベビーパウダーを少量つける)、小指を表面板に強く押しつけないようにすること、
基本的に小指の位置は固定して表面板を擦らないようにすること
などでニスの減りは軽減もされます。お試し下さい。

[Goto]  [2009年9月9日 23時0分25秒]  
Taro先生、久しぶりの書き込みです。

オリジナル楽器を使っていると右手小指のところの塗装が少しずつ
取れていくのですが、しばしばレタッチをするというのは普通の
話なのでしょうか?やはり良く使う楽器は塗りなおすことが多いですか?
(その点、コピー楽器は楽ですけどね)

[Taro先生]  [2009年7月20日 20時10分25秒]  
「日記」にコンティヌオクイズの解答を載せました。

何人かの方から解答をいただきましたが、皆さん良い線をいってます!

で、一つ感じたことですが、和声はその瞬間の響きであると同時に、
横へのつながり・・・進行が大事です。
撥弦楽器の場合は、声部の進行にはそれほど拘らなくて良いのですが、
「何の和音がどこまでで、その次はこの和音になる・・・」という風に論理的に整理して考え、
数字もそれが分るようにつけるのが大事です。

[Taro先生]  [2009年7月2日 5時27分49秒]  
6月29日の「日記」にコンテュヌオクイズの解答を載せましたが、
「解答するのが早すぎる!」とのクレームがありましたので、一旦引っ込めました。

トライしてくれている人がいるのは嬉しいです。
みなさんもどうぞ考えてね!

[Taro先生]  [2009年6月18日 12時56分25秒]  
あれ? ↓の書き込みはTaro先生でした。

[Ta]  [2009年6月18日 12時55分16秒]  
a.t..i.rom さん、こんにちは。
書き込み有り難うございます。

6コースリュートのネックの厚さと弦幅の問題ですね。
当然ながらこの二つは関係しています。


<<16世紀の絵画などでは、リュートのネックの幅が狭く、厚みもありそうなものが多いですね。
親指を上から出して、低音弦のフレットを押さえているものもありますが、
どの程度、標準的な技法だったのでしょうか?>>

親指を押弦に使用することは実際はかなり稀ですが、
親指をネックの上に置く(出す)のは6コースの基本的な構えでした。

実際、ローポジションの基本的なストップの場合、親指が出ていない6コースの図像はほとんどありません。
16世紀初頭のカピローラ・リュートブックなどでも「左手の親指をネックの上に置く」ことを勧めています。

この構え方は手のひらと親指の間にリュートのネックを置くので、腕は疲れにくく指の動きはより自由になります。

「左手の親指をネックの裏側に置く」クラシックギターや現行のリュート奏法とはかなり違いますがもっと探求されても良いポイントですね。
やってみると分りますが、親指をネックの上に置くやり方は左手首を曲げる(前に出す)必要がなく大変自然で楽です。

太い(V字型)のネックはこのために有利、というか必須だったのです。


<<それとも、ネックの幅や厚みも昔はいろいろなヴァリエーションがあると考え、>>

ヴァリエーションはそれなりにあったかもしれませんね。
しかし、残されている6コース2本のネックが厚いこと、
これら2本および7コースのヒーヴァーとヴェネーレなども含めて
オリジナルのネックの幅(弦幅)が狭めであること、などは尊重しても良いと思います。
弦幅はナット上の1-6コース間がほぼ37ミリ前後で共通しています。

狭い弦幅だと、弦と指の干渉を避ける為には弦高を低めにセッティングする必要はありますが、
結果的には困難なストップも容易に押さえることが出来るようになります。


<<演奏のし易さよりも、オーセンティックさを選ぶことをバカにする人もいますが…。>>

弦幅が狭くネック厚のある6コースリュートは慣れると大変演奏しやすいですよ。
保持が楽で指の動きが最小限で済むため、技術的に困難な箇所もいきなり容易になります。
右手の親指が外側か内側かは案外あんまり関係ないかもしれません。

ただ、それが現代人の期待する音色や音量になるかどうかはまた少し別の話で、
楽器にも反応の良さやクリヤーな音色が求められます。
ガット弦が張られていると尚良いでしょう。


<<サムインサイドで、親指も前に出さなければ、特に狭く厚くしなくてもよいのかな、とも思ったり。>>

弦幅が狭め、ネックが厚めの6コースを使ってみると文字通り「目から鱗」で新たな発見が色々とありますから、
こちらとしてはお勧めしますね。

たとえば「ゲルレのオリジナルのネック形状や弦幅をコピーして欲しい」とメーカーにオーダーを出すのは
可能な様な気もしますが・・・・(「オリジナルよりちょっと広め」くらいでも)

[a.t.i.rom]  [2009年6月17日 19時57分25秒]  
Taro先生、ご返信ありがとうございます。

<<実は来年早々に福岡近辺でライブが出来るかもしれません。>>
これはビッグニュースですね!!
万難を排して駆けつけます。講習会もぜひ!!


<<ほぼオリジナル通りで現存する6コースはゲルレとDieffoprucharだけです。
どちらも象牙の楽器で弦幅などの寸法(かなり狭め!)>>
16世紀の絵画などでは、リュートのネックの幅が狭く、厚みもありそうなものが多いですね。
親指を上から出して、低音弦のフレットを押さえているものもありますが、
どの程度、標準的な技法だったのでしょうか?
http://le.luth.free.fr/renaissance/Cariani_v.1510.html
http://le.luth.free.fr/renaissance/guilio%20campi(1502-1572)%20Pinacotca%20civica%20como.html
http://le.luth.free.fr/renaissance/Maitre%20des%20Demi-Figures,%20v.%201520-coll%20du%20comte%20Harrach.html

実は、現在製作を依頼している楽器は、16世紀前半を意識した6コースなのですが、
ネックはそこまで狭くなく、厚みもそうありません。
(たまたまweb上に同じタイプの楽器が中古で売りに出されていて、画像がありました。)
http://www.luteduo.com/instr/3f.jpg
http://www.luteduo.com/instr/3b.jpg
ネック以外のあらゆる点はオーセンティックにお願いしているのに、ちょっと片手落ちかと考えています。
それとも、ネックの幅や厚みも昔はいろいろなヴァリエーションがあると考え、
サムインサイドで、親指も前に出さなければ、特に狭く厚くしなくてもよいのかな、とも思ったり。
演奏のし易さよりも、オーセンティックさを選ぶことをバカにする人もいますが…。

[Taro先生]  [2009年6月11日 0時3分33秒]  
a.t..i.rom さん、こんにちは。
書き込み有り難うございます。


<<毎日朝晩、更新がないか楽しみにチェックしています。>>

大変励みになります。嬉しいです。


<<僕は福岡住まいですが、最近、高速道路も安くなったし、
広島くらいまでなら頑張って参じますので、次のツアーでは西日本も是非ご検討ください。>>

福岡はもう数年前にケネディと行った以来、ご無沙汰になっています。
実は来年早々に福岡近辺でライブが出来るかもしれません。
また広島でのコンサートも同時期に行えそうです。

いずれお目にかかるのを楽しみにしています。


<<少し前の日記ですが、姿勢の話を興味深く拝見いたしました。
借り物の楽器なので、テーブルは使えませんでしたが、
表面板を傾ける方は試してみたところ、たいへんに良い効果がありました。
後ろの方に重心が移るので、いわゆる「かぶりつき状態」にならず、
余計な力が抜けたように感じます。>>

そうなんです。「かぶりつき」にならないのが秘訣のような気がしますね。
また、厚めの布や皮、ゴム板などの緩衝材を使うと、
借り物の楽器でも安全にテーブルにもたせかけるのは可能かもしれません。
お試しください。


<<
最近、私の習っている先生に6コースのオリジナルのことを聞いたら、
「確か、6コースで現存しているのはゲルレを含め2本。いや、あと1本あったかな…。」
というようなことを、おっしゃっていました。(もっと確信を持って言ってあったかも…。)
taro先生、6コースで現存しているのって、本当にこれだけなんですか?>>


公になっているもので言えば、ほぼオリジナル通りで現存する6コースはゲルレとDieffoprucharだけです。
どちらも象牙の楽器で弦幅などの寸法(かなり狭め!)などもよく似ています。

(18世紀ドイツのマンドーラ/ガリション/ガリコンにも6コースのものがありますが、
これは勿論別カテゴリーですね)

現存する16世紀のリュート、マーラーやフライなどの楽器も6コースだった筈ですが、
破損したり後世に改造されてしまったりしてオリジナル通りには残っていないのですね。
前述の2台は象牙製で美しく装飾もされているため、ファッションが変わっても(流行によってコースが増えても)
美術品としての価値が重んじられて改造されなかったからだと考えられます。

Dieffoprucharの楽器はイギリスのベアー商会のコレクション所有で以前に検分したことがありますが、
大変美しい楽器でした。D.A.SmithのA History of Luteに写真が出ています。

[a.t.i.rom]  [2009年6月10日 22時11分21秒]  
taro先生、こんにちは。
毎日朝晩、更新がないか楽しみにチェックしています。

夏の日本ツアー充実していますね。関東関西の都市圏の方が羨ましいです。
僕は福岡住まいですが、最近、高速道路も安くなったし、
広島くらいまでなら頑張って参じますので、次のツアーでは西日本も是非ご検討ください。

少し前の日記ですが、姿勢の話を興味深く拝見いたしました。
借り物の楽器なので、テーブルは使えませんでしたが、
表面板を傾ける方は試してみたところ、たいへんに良い効果がありました。
後ろの方に重心が移るので、いわゆる「かぶりつき状態」にならず、
余計な力が抜けたように感じます。

ところで、また一つ、ご質問させてください。
最近、私の習っている先生に6コースのオリジナルのことを聞いたら、
「確か、6コースで現存しているのはゲルレを含め2本。いや、あと1本あったかな…。」
というようなことを、おっしゃっていました。(もっと確信を持って言ってあったかも…。)
taro先生、6コースで現存しているのって、本当にこれだけなんですか?

[Taro先生]  [2009年6月10日 18時28分41秒]  
↓のラテン語講座いかがでしたか?
参加された方、また感想などお聞かせくださいね。

さて、ロンドンでの7月7日のリサイタル、7月ー8月の日本ツアーのページアップしました。

7月7日は古楽器研究の老舗ガルピン・ソサエティの国際会議の一環で、17-19世紀のブリティッシュばかりを弾きます。場所は昨年もライブを行なったホーニマン博物館。
今回はヴァイオリンと一緒にJ.C.バッハのソナタや、チェロとジェミニアーニなんていうのも弾きます。自分で言うのもなんですが貴重なイヴェントです。
楽器は勿論全てオリジナルです。日本からもどうぞいらっしゃい!
詳細は↓
http://www.crane.gr.jp/~tarolute/contaro111.htm

[Taro先生]  [2009年5月14日 18時21分6秒]  
哲子先生、詳しくわかりやすい書き込み有り難うございます。

千里も道も一歩からですから、まずは皆さん、体験講座に出席されて、
ラテン語に触れることから始められればと思います。

哲子先生がおっしゃっているように、言葉を勉強するというのは、
単に発音を綺麗にしたり、文献を読めるといったことだけではなく、
むしろその背負っている文化、ロジックやレトリックを学ぶことでもあります。

今回の講座は、音楽に携わる人にとって、他ではなかなか得られない貴重な経験となるでしょう。
講座のHPアドレスを書いておきますね。

http://www.087087.com/room/roomshow.php?sid=175

[山田哲子]  [2009年5月12日 22時51分32秒]  
Taro先生

ラテン語講座の山田哲子です。
先生の方からも、講座を勧めてくださって、ありがとうございます。
どうか皆様、ワン・コインでラテン語を体験しにいらして下さい。

ラテン語というのは、語尾変化などがとてもたくさんあるので、難しいと敬遠する方もいるようですが、
語尾変化が多い分、一つの単語の情報量も多くなるので、とても表現力豊かな言語だとも言えます。

今回の講座では、宗教曲をテキストに使っていますが、
できれば、キリスト教のラテン語だけではなく、古代ローマで用いられていた古典ラテン語にも興味を向けていただけると嬉しいなと思っております。

Taro先生の日記でも(2008年10月24日)

>貴族や富裕な市民階級への音楽の教育はかなり充実したものであった。
>当時の愛好家のレベルは今でいう聴音やソルフェージュ、和声理論といった音楽的素養、
>また神学や哲学、語学といった教養的にも非常に高かった。

と書かれていますが、
当時のヨーロッパでは、教会で使われるラテン語だけではなく、
古典ラテン語で書かれた作品なども、必須の教養になっていました。
例えばキケロやカエサルの名文なども、すらすらと(多分)読みこなしていたのだろうと思われます。
ラテン語ならではの、精緻で立体的な文章に親しむという体験は、
自国語でも何かを書いたり読んだり、思索したりする時にも、必ず大きな影響を与えていると思います。
(少なくとも、私にとってはそうです。)
おそらく、音楽の分野でも、同じことが言えるのではないでしょうか・・・

Taro先生が2008年10月24日の日記で

>バロック音楽は非常に修辞的な音楽で情報量は多く、

と書かれていますが、これも、当時の人々がラテン語に親しんでいたこととも関係があるのではないかとも思いました。
(ただ、バロック音楽の「修辞的」が、古典ラテン語の「修辞学(レトリック)」と全く同じものだと言うわけにはいかないと思いますが。)

おそらく、音楽家の方たちにとって、ラテン語は、単に「あると便利なツール」というだけではなく、
作品や作曲家の時代背景を理解し、その教養を共有するためにも、おおいに役立つのではないでしょうか。
そういう意味でもぜひ、ラテン語の持つ豊かな世界に触れていただければ・・・と思います。

[Taro先生]  [2009年5月10日 21時15分45秒]  
というわけで(↓の書き込み参照)皆さん。
6月の日曜日には500円玉を握りしめて南青山に走りましょう!

ラテン語に触れるまたとない機会だと思います。
実際、専門家愛好家問わず音楽をやる方にとって、
語学の重要性は強調してもしすぎることはないでしょう。

僕も歌手をコーチする機会は多いですが、特に日本人のみなさんには
「古楽の(小手先の)演奏法を学ぶより先に、まず語学をしっかりやった方が良い。
たとえ1年や2年、音楽のレッスンを休んででも・・・」と言うことが多いのです。

器楽奏者の場合でも語学、特にラテン語の知識を持つことは歴史的な教則本を研究する際などに必ず役に立ちます。

ヨーロッパではラテン語は小さい頃から学校や教会で触れる機会も多く、音楽に携わる人は大なり小なりそれなりの知識を持っているのがむしろ当然なんですけど・・・。

こういった機会(↓)を存分に活用しましょう!

[てっちゃんです。]  [2009年5月8日 2時58分10秒]  
おお、覚えていて下さったのですね、感激です!
ダンスとのコンサートの予定も、とても楽しみです。
実はこの何年か、音楽会に行けない情況だったのですが、
最近、ようやく時間が取れるようになりました。
先週にはバッハのロ短調ミサ曲を聴きに行き、
昨日はレオンハルトのコンサートに行ってきました。
懐は寂しくなりましたが、幸せです♪

ラテン語講座の情報ですが、お言葉に甘えてしまってもいいでしょうか。
6月の日曜日夕方に、南青山の教室で、700円体験講座を開きます。
ミサ曲など、聞き覚えのあるラテン語の歌詞をテキストにして、
ラテン語の仕組みなどを極力わかりやすくご説明するつもりです。

詳しい日時と、とりあげる曲は、次のようなものです。


♪古典ラテン語の読み方 〜発音・アクセント・詩の韻律〜
 6月7日(日)16:00〜16:45(45分) 700円

♪モーツァルト「戴冠ミサ」から「グローリア」
 6月7日(日)17:15〜18:00(45分) 700円

♪モーツァルト最晩年の珠玉作「アヴェ・ヴェールム・コルプス」
 6月21日(日)16:00〜16:45(45分) 700円

♪バッハ「ロ短調ミサ」から「神の子羊(アニュス・デイ)」
 6月21日(日)17:15〜18:00(45分) 700円


内容の詳細と予約申し込みは、次のホームページをご覧になるか、直接メールでご連絡ください。
Taro先生のご紹介(と言うか、この掲示板をご覧になって申し込んだ方)には、
700円の料金を500円に割引させていただきます。

日本カルチャー協会青山教室
http://www.087087.com/room/roomshow.php?sid=175

講師:山田哲子(成城大学講師) voxcassandrae@yahoo.co.jp


それから、「ラテン語を学ぶと、こんなに楽しいんだぞーーーーっ!!!」
ということを伝えたいがためのサイトも始めました。
始めたばかりなので、内容はまだスカスカなのですが、
もっと充実したら、こちらのサイトとリンクさせていただけると嬉しいです。

「やさしいラテン語の話」http://music.geocities.jp/voxcassandrae


すっかり宣伝になってしまって、申し訳ありません。
7月のコンサート、楽しみにしています!

[Taro先生]  [2009年5月7日 20時4分48秒]  
お、てっちゃん!・・・失礼、山田先生お久しぶりです。

ラテン語ですか。音楽をする方には大変有益な言語ですね。
この場でよければどうぞ詳細をお知らせください。
別の場所でも紹介できるところがあるかもしれません。

ダンスとのコンサートは7月30日に東京で行う予定です。
イギリスとフランスのバロックで、楽器はガンバとテオルボ、ギターの予定。
詳細はまた本HPでも告知します。

[山田哲子]  [2009年5月7日 14時57分56秒]  
竹内太郎さんのサイト発見!
あっ、ここではTaro先生ですね、すみません。
ご無沙汰しております。市瀬さんの友人の山田哲子です。(御記憶でしょうか・・・)
このたび、カルチャーセンターでラテン語を教えることになったので、
その告知をさせていただけそうな場所を求めてネットの海を漂っているうちに、
こちらに漂着いたしました。
思わず、読みふけってしまいました。
また市瀬さんとのコンサートなどの予定はないのでしょうか?
楽しみにしております。

[Taro先生]  [2009年5月4日 17時3分9秒]  
Horiさん

そうですね、姿勢ってやっぱり大切です。
そのうち、姿勢と構え方だけに特化したセミナーもやってみたく思っています。
どうぞこれからもHPに御来訪ください!

[Hori]  [2009年5月1日 0時33分27秒]  
Taro先生

ご説明、ありがとうございます。
なるほど、椅子を傾ける手がありますね。実際に試して、確認してみます。
「構え・姿勢」と言うのは、昔からの課題で、これからも試行錯誤していきたいと思います。
有り難うございました。

[Taro先生]  [2009年4月29日 4時39分56秒]  
こんにちは、Horiさん お久しぶりです。

そうですね、フルートの場合は古楽器、モダン問わずに左肩を前に出し体を斜めにした姿勢はほぼ普遍的に使われているようです。
オトテールは「立奏の場合は左足を前に踏み出す」とも書いていますね。

フルートの場合はこれがもっとも快適な姿勢で、譜面台に対しても体は斜めです。
楽器は譜面台と平行に近いかもしれません。


リュートなどの場合は、体と譜面台が平行でないと、譜面を見るために首か体を不自然にねじることになり、良くないでしょうね。
楽器の位置に関しては、多くの場合は楽器のボディが奏者の体に近く、ネック/ヘッド側が遠くなっていると思います。つまり楽器は譜面台に対してまっすぐではありません。
多少ヘッドを離して構えるのはむしろ自然ですが、あまり離れると左手に負担がかかり、また聴衆に対して楽器の表面板が斜めになってしまうので、
音響効果のためにもあまり良くありません。かといって楽器を体(と譜面台に)対してまっすぐ構えると、右手の弾弦に支障がでます。

ですので僕自身は、椅子を使っての座奏の場合は、椅子と譜面台を聴衆とは平行にせずに、
楽器の表面板が正面を向くようにする場合もありますね。特にキタローネなど大きな楽器の場合はそうです。

ええと、なんだか分かりづらい書き方をしてしまったかな?ご参考になれば幸いです。

[Hori]  [2009年4月25日 20時57分14秒]  
ご無沙汰しています。Horiです。
姿勢の件、大変興味深く読みました。

おっしゃるように、寄りかかるようにして弾くとすごく楽な場合があります。特に、テオルボはそう感じています。今、普通のリュートもそのようにしたらどうなるか試しているところです。

今日、あるフルートの先生と話す機会があり、姿勢のことで興味あるコメントを頂きました。その方は、譜面台に対して少し斜め右を向き、首を譜面台の方向へ少し回して構えるそうです。私はフルートは専門ではないので、これが普通かどうか判りませんが、リュートも果たして譜面台に対してまっすぐ構えるのは正しいかどうか、このことを聞いて疑問に思いました。
Taro先生はどう思います?

[Taro先生]  [2009年2月25日 17時26分34秒]  
みなさん、こんにちは。

ここ数日、サーバーの不具合でEメイルの送受信に不具合が発生している模様です。
メイルを送られる方、または出したのに返信が来ない!という方は、お手数ですが
tarolute@yahoo.co.jp にご連絡くださいませ。

竹内