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CRANE 案内板 |
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● 田代耕一郎氏のオフィシャルサイトがリニューアルオープン!
楽器仲間でもあり良き友人でもあるミュージシャン、田代耕一郎氏のオフィシャルサイト。1997年公開以来の本格的なリニューアルを行いました。
5月からデザイン案や構成など、打ち合わせと同時に作業開始。私と手下達とでひたすら作っては手直しの日々....
田代はんにも写真を撮り直しや楽譜手配を手伝ってもらい、ようやく公開です。
● TassiHomePage - 田代耕一郎オフィシャルサイト -
http://www.crane.gr.jp/~tassi/ ⇒ http://tassi.crane.gr.jp
・Webデザイン:Kowata Satomi
・ディレクション:CRANE / Makoto Tsuruda
CRANE HomePageが公開されたのが1995年の夏。1997年公開のTassiHomePageもほぼ同時代なので、同じ言語(HTML)で作りました。今からみればHTMLの古い(ヒストリカルな?)ヴァージョンでHTML2.0〜HTML3.2 といったレベルのものです。当時は記事の構成要素(見出し、本文、箇条項目など)と装飾(配置、文字サイズ、配色など)をいっしょくたんに作る方法です。その後、約12年も経過すれば、そりゃ〜〜〜、ホームページの作り方もどんどん変わってくるわけですよ。干支だってひとめぐりしちゃうしねぇ... 。現在ではHTML4.01とかHTML5だのXHTMLだのCSS3だのとフクザツなコトになってきてまして、それでも記事の構成要素と装飾とは明確に分離するというのが基本になっています。
昔(HTML2.0の頃)は文字のサイズは7段階のみで、文字列の行間も調整できなかったりと、いろんな制限が多かったものです。ページデザインの現場では凝ったことをやろうとすればするほどムリをしていたので、表示が崩れたり表示されないなどのトラブルも多かったのです(だから単純なデザインで作るほうが安全だった)。近年、新たなHTMLではそんなことがだいぶ改善されてきています。とくに2007年以降はブラウザごとの表示の違いもだいぶ改善され(マイクロソフト社にも反省してもらって?IEも是正?)、加えてビジュアル的な効果(JavaScriptやFlashなど)も盛り込みやすくなってきました。たとえばCRANE HomePage のカポタストのコーナーは新しいHTMLで作ってありますが、他のコーナー(古いHTML)とは雰囲気が違うのがおわかりいただけるでしょう。 但し、近年のモダンブラウザ向けに作ったので、インターネットエクスプローラーVer.6(IE6)のようなバグだらけで中途半端なブラウザ では表示が崩れます(CSSハックもやりません)。
新たなTassiHomePage ではコーナーの整理を行ったり、楽器の音域譜面の追加、サウンドのFlash再生化、写真の撮り直し、旅の写真のリスキャン、記事の修正などがなされています。あまりに記事(コンテンツ)が多すぎて、些細な変更であっても膨大な時間がかかってしまいます。そのため新たなコーナーや劇的なしくみはさほどありませんが、新しい時代向けのサイト構成・仕様になったことは大きいといえるでしょう。今回、ページデザインは私の関係する学校の学生に担当してもらいました。様々な修正やしくみの制作は私が行い、田代氏本人も含めて関係者が協力しあったおかげで、どうにか5ヶ月間でリニューアルの作業を終えることができました。まだいろんな手直しやコンテンツの整理、あるいは新たなコンテンツの追加など、いくつか課題もありますが、ひとまず12年ぶりのデザイン/仕様の再構築をどうにか成し遂げたといったカンジです。徹夜続きで眠かった。ふぅ......
え? それなら自分の「クレーンホームページ」もリニューアルしろって? 公開からそろそろ15年になろうとしているのにCRANE HomePageデザインは当時のまんまじゃないか。人のコトをやってるヒマがあったら自分のサイトを刷新しなはれ! と言われそうですが、ウチはTassiHomePageの15倍以上の記事があるんですよ。なにしろ1つのコーナーが1つのサイトというぐらい数が多いんです。工房訪問記など、過去のコーナーもかなり削りましたが、それでもタイヘン。オマケに英語版もあるので、ざっと計算しても私の作業ペースではリニューアルには5年以上かかります(いや、もっとかかるカモ)。
さて、困った..... はたしてクレーンホームページにリニューアルの日は訪れるのであろうか?
Tsuruda Makoto