● 19世紀ギター ジェンナロ ファブリカトーレ テルツギター 1833年
品 名: 19世紀ギター ジェンナロ ファブリカトーレ テルツギター 1833年
譲渡希望価格: 価格応談
新品/中古の区別:もちろん中古 1833年 イタリア・ナポリで製作
写真:写真1 写真2 写真3 写真4
備考:多少の調整が必要。小型ハードケース付属。
お問い合わせ・購入希望:受け付けページへ
【 説 明 】
このギター、私が入手して図面を描き、PDFで公開/配布を始めたのが2001年の夏でした。いつのまにか十年以上も過ぎて、ごくたまにしか弾いておらず、これはどなたか弾いてくれる方に譲るのが良いのか?それともコレクションとしても秀逸なのでこのまま所蔵し続けるべきか..... 今でもちょっと迷ってます。気が変わったら売るのをやめます(笑)。
いまさら説明する必要も無いぐらいウチのホームページで説明していますし、文献にも出てきますが、名門ファブリカトーレ一族の19世紀ギターです。レプリカではなく1833年製作のオリジナルです。一般のギターより3度高く調弦される小柄なギター。
寸法については当クレーンホームページの図面のコーナーにこの楽器の図面がPDFにて後悔してありますので、そちらを御覧ください。
http://www.crane.gr.jp/CRANE_etc/CRANE_Plan.html
ファブリカトーレ一族に関する調査も当クレーンホームページのコチラにあります。
http://www.crane.gr.jp/Research_on_Fabricatore_Family/index.html
【注意】
ひとまず各所の亀裂をなおし、バーのハガレなどはなおしてありますが、フレットの高音域や塗装の全体/細部にわたって、もう少し調整したほうが良いでしょう。写真のとおり、過去の修理痕や塗装の傷みが数カ所あります。指板の一部に修理痕があります。ラベルの状態は良いです。弦高は低く、弾きやすい楽器ですが、ブリッジは後の時代の復元品の可能性もあり、必要に応じて(弦高調整を含め)交換や調整が必要と思ってください。当工房では修復の予定が過密なため、受けることはできません。御了承いただける方に売ります。
【仕様と状態】
弦長:545-547mm (テルツ/Terz)
ボディサイズ:アッパーブーツ198mm、ウエスト140mm、ロアブーツ247mm
ナット:幅約42mm 黒檀
サドル1- 6弦間隔:54mm 黒檀
弦高(f.12):約2.5mm
表面板:スプルース
裏板:メイプル、ハカランダの縁取り
ラベル/刻印:Gennaro Fabricatore 1833
側面板:メイプル、ハカランダの縁取り
ネック、ヘッド&ヒール:リンデンに黒檀のツキ板巻き
フレット:T型合金製(当時のオリジナル)
アラベスク:黒檀
指板・ブリッジ:黒檀
楽器のコレクションの多くは友人の倉庫に保管してもらっていますので、こまかい状態を御質問される場合は、回答に時間がかかることがあります。
御希望の方は、お気軽にメールまたはフォームにてお問い合わせください。