● ジャック・カロの銅版画「侍従長 ド・ブリオンヌ伯の入場」 額付き
● 品 名：ジャック・カロの銅版画 （1627年頃）
槍試合シリーズより：「侍従長 ド・ブリオンヌ伯の入場」 / Etching : Jacques Callot ( 1592 - 1635 ) / Ca.1627
● 価 格： 譲渡済み
● 新品／中古の区別：1627年頃に摺られた銅版画です。裏に補修痕がいくつか有りますが、この時代にしては良好な部類です
備 考：紙のサイズ：155mm X 244mm
後世の複製でもなく、インクジェットプリンターのコピーでもなく、ジクレーでもなく、17世紀当時に製作されたもの。
貴重なオリジナルの銅版画（エッチング）で現存数も少なく、本来は博物館にあるべき作品です。
【説明】
ジャック・カロの代表作のひとつとして知られる槍試合シリーズ。そのなかの「侍従長 ド・ブリオンヌ伯の入場」。
クレーンホームページの「弦楽器系歴史的版画の世界」というコーナーで紹介した作品のうちのひとつ。
リュート、ハープ、ホラ貝、その他の古楽器も描かれています。
詳しい解説はこちらにあります。
同じ作品が国立西洋美術館にも収蔵されています。
レンブラントもカロ版画のコレクターでありました。
著名な作家の作品は複製品が数多く出回るのが常ですが、こういった古い時代のエッチングは比較的判別しやすいです。
非常に貴重な当時のオリジナル作品。
東京・銀座のアンティーク専門画廊で購入したものです。
レイドペーパーと透かし（ウオーターマーク）にて、間違い無く17世紀当時の作品であることがわかります。
手元に同シリーズの版画作品を2つ所有しており、その比較写真も以下に掲載しておきます。
・左が槍試合シリーズより「モワ侯 アンリ・ド・ロレーヌの入場」の透かし
・右が槍試合シリーズより「侍従長 ド・ブリオンヌ伯の入場」の透かし
マット加工されて額装済みですからすぐに部屋に飾ることができます。
背面には紐も渡してあるので特に加工を必要としません。
詳細について質問などありましたら遠慮なくメールにて連絡ください。
