● イングリッシュギター演奏CD(ミニアルバム)
品 名:イングリッシュギター演奏CD(ミニアルバム)
譲渡希望価格: 1500円(送料・消費税込み) 残り0枚 応相談にてCD-Rでよろしければ焼いて提供可能
新品/中古の区別:新品 2004年制作、2009年1月リマスタリング、2010年 THGF
備 考:私が修復した楽器(PRESTON
Guittar)を私自身が演奏している自家製音楽ディスク。
オズワルドの作品は日本初録音。時節により数量限定で提供。
・アルバムタイトル:「 DIVERTIMENTO」
- Makoto Tsuruta plays OSWALD with PRESTON guittar -
作曲:ジェイムズ・オズワルド (1710-1769)
演奏 : 鶴田誠 (MakotoTsuruta)
・収録曲:
DIVERTIMENTO - I
1. Amoroso 01:29
2. Vivace 02:01
3. Gavota 00:44
DIVERTIMENTO - II
4. Affetuoso 01:35
5. Tempo di Minuetto 02:30
6. Gavotto 00:42
BonusTrack
7. うつろの恋 (Arietta)/オペラ「美しき水車小屋の娘」より
作曲:G.Paisiello 1:12
・使用楽器
1.〜6. イングリッシュギター:PRESTON Guittar (English
guitar) c.1765
7. Concept-2(鶴田誠オリジナル・コンセプトモデル /
シターンスタイル)
◆ 説 明:私の修復したイングリッシュギターPRESTON(c.1765〜1775)を私自身が弾いています。曲はJ.オズワルド作曲のディベルティメント1番と2番が収められていますが、ディベルティメント1番はAmoroso、Vivace、Gavotaからなり、この3つで本来は1曲です。同様に2番はAffetuoso、Tempo di Minuetto、Gavottoの3部で構成されています。
J.オズワルドはここで弾いている2曲を含む12曲のディベルティメントを残しましたが、それらすべてはロンドンのR.マキロップ氏によって2001年に世界初録音としてアルバム化されています(つまり私の録音&CD化は日本初)。12曲のどのディベルティメントを聴いてもケルト風の、あるいはスコットランドをイメージします。主題のいくつかはバグパイプ演奏を思わせます。
いずれほかの3番以降〜12番のディベルティメントも録音してみようかと思っています(4番はとくに好きです)。12曲のディベルティメントすべてに共通するのがテンポの指定の妙技で、ゆったりとした牧歌的な速度で始まったかと思えば激しくノリの良い速度もあったりと、奥深く楽しめるものがあります。数多いオズワルドの作品中、これら12曲のディベルティメントは傑出したものであり叙情的な彼の作風が色濃く繁栄されています。
イングリッシュギター。皆さんはふだんなかなかお目にかからないと思いますが実際に世界中でも現時点ではあまり認知されていません。現代のギターと構造も調弦も大きく異なることと、糸巻きなどの都合から楽器自体が入手困難であるために今まで録音の機会が限られていたことなどが知名度の低い原因でしょう。調弦は(c e g c' e' g') というC-maj オクターブ調弦となります。実際の演奏を聴けば金属弦の複弦で、弦長も短いということもあり独特の音色であることに気付くでしょう。このミニアルバムを聴いてイングリッシュギターの魅力を感じていただけると嬉しいです。作曲者のオズワルドは1769年没となっており、今回使用した楽器はほぼ同時代に使われていたというのも感慨深いものがあります(ちなみにジョバンニ・パイジェロも1740〜1816でほぼ同時代にイタリアで活躍)。
なお、イングリッシュギター(綴りはGuittarであってGuitarではない)に関しての簡単な解説をこのCDパッケージ内部に書いておきましたので御一読ください。
なお、当CRANEホームページ上で公開して非常に反響の多かった総黒檀のシターンConcept-2 による演奏「うつろの恋」も今回ボーナストラックとして収録しておきました。Web掲載はMP3で圧縮(62Mbps)がかかっているのでやはりこちらのCDのほうが音はよろしいかと思います。ちなみに録音は工房内でCD自体もCD-Rです。自家製ということでパッケージもエコ包装となることがあります。御理解のほど御願い致します。
【補足】2009年1月にリマスタリングしました。
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