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■ 023:「LOVE & PEACE」
■楽器名:「LOVE & PEACE」
■製作者:TADさん
● 約半年かけて作ったギターです。 改造は得意ですが、本格的に作ったのはこれが初めてです。 しかも大した工具なしでセットネックからと・・無謀を承知でオヤジの底力を見せてやろうと一念発起しました。
初期PRSをモチーフに独自にアレンジを加え板材から作りました。 両面アーチのボディ85mmのホンジュラス・マホガニー単板。 ネックはアフリカン・マホ。指板はローズでインレイはフレイムメイプルを切って埋め込みました。 ノブはホンマホ削り出し、SWノブは黒檀削り出し。エスカッションはカリン削り出し。P.U.はダンカンSH-1とSH-4、 ナットはオイル牛骨&真鍮削り出し。CTSパーツ、GROVERペグ、コンデンサはバンブルビーです。
・写真1(背面)
・写真2(ボディ)
・写真3(ヘッドのインレイ)
・写真4(指板のインレイ)
● 情報
製作過程がサイトに掲載されています。
アドレス: http://www.geocities.jp/guitarofworld/CustomGuitarProject2.html
【鶴田より】
今回は長野(松本)からの投稿です。
オリジナルのエレキギターをフルスクラッチで作る。そこには限りないコダワリと創る楽しみがあります。しかしながら良い木材と良いパーツを集めて実際に作ろうとすると困難が山積するものです。製作過程を紹介したページを御覧になれば奮闘の様子が覗えますね。なるほど、元はレスポールJrのシェイプをモチーフにしたのかぁ..... 言われないとわかりませんなぁ。彫りの深さとなめらかなカーブが際立っています。切り貼りで組み立てるというより彫刻のように姿を現すというべきでしょう。インレイワーク、ツマミの削り出し、フレット両端のラウンディング、トグルSWノブまで自作、腱鞘炎と戦いながらの苦闘。TADさんのコダワリが至る所に反映されていますなぁ.... 。
このTADさん、本来の御自分のサイト「ガラクタギター博物館」もお持ちです、ぜひ御覧あれ。