|
■ 012:10strings Harpukulele「Air」
■製作者:Cozzy Guitar Craft byすぎうら
■コメント:
弦楽器製作の師と仰ぐ鶴田さんが製作したハープウクレレ、アコギ製作の巨匠、内田光広さんのハープギターに触発されて製作させていただきました。
● スペックは下記のとおりです。
Top;Honduras Mahogany
Side&Back;Honduras Mahogany
body binding;Curly Maple & herringborn
soudhole inlay ;Dual herringborn
Neck;Honduras Mahogany
Fingarbord;Ebony(fand flet)
Bridge;Madagascar Rosewood
Head cap;Madagascar Rosewood
● ディテイル紹介
ウクレレ部の4弦、ベース部の2弦、高音ハープ部の4弦という10弦仕様のハープウクレレです。デザインはマンドリンのスクロールヘッドのイメージ感をねらいました。フレットはファンドフレットを採用。ソプラノとコンサートの中間くらいのスケールです。ハープ部のチューナは軽量で精度の高いグローバーミニを使用しました。
● 感想
デザインのスケッチや製作工程など、かなり自由なためにとても楽しめました。ブレイシングの本数は通常のウクレレよりもかなり多くし、ベース部を強調するようなファンブレイシングにしました。またベース部の内部構造はチェンバー構造にし、強度と音の深みを目指しました。サウンドボード面積が大きいため、ブレイシングの本数が多くても割と普通のウクレレと同等程度の鳴りがしました。いろんな弦、いろんなチューニングを試しています。
● 製作工程等は下記webにて紹介しています。
Cozzy Guitar Craft by Koji.Sugiura
http://homepage2.nifty.com/ukulele/cozzy.htm
● 連絡先
【鶴田より】
でたぁ〜〜〜〜っ! 気合いの入ったハープウクレレ! キャァ〜〜〜! ステキィ〜〜〜! すぎうらさんこっち向いてぇ〜〜〜! ヒャ〜〜〜〜!
2002年8月にクレーンホームページで全国の皆様に呼びかけて開催した「2002年ウクレレ夏の陣」。あれ以来、じつに多くの方々から「私も作りました!」、「オラの自信作を見てくろ」、「わてのも素敵どすえぇ〜」と全国から熱いお便りを頂きました。キット有り、改造有り、完全オリジナル有り、特殊仕様有り、というウクレレならではの自由にしてのびのびとした発想でみなさん製作されていました。スバラシイと思います。とりわけ、今回のすぎうらさん(ホームページも必見!)の力作は非常にユニークでカッコイイ! こりゃぁ〜、イヤでも目立ちますぞ。このウクレレを携えて夏の海岸にでも出没しようものなら「浜辺の彼女」どころかアイス売りのおばちゃんや監視員のおじちゃんまで「総ウットリ状態」間違い無し。
各部に工夫と苦労のあとがうかがえます。鶴田の作った6弦ハープウクレレより4本も弦が多い! う〜〜ん、今年は11弦以上で対抗せねばならぬのか(謎)?
企画発表と同時に全国の楽器店から瞬時にして全音ウクレレキットが消えたという伝説を残しつ、今年もまたクレーンホームページでウクレレ製作大会を企画しますので、みなさんもふるって御参加ください! 早めに買っておきましょうね(笑)。
今年の2003年ウクレレ大会のテーマは「ガット弦から作ろう!」です(ウソ)。